レポート作成に際してのインターネット情報の引用について


インターネット情報の引用・参照は、これからの時代を考えて、基本的に可とします。
ただし、曖昧な情報を元に作成したレポートは、当然信頼性の低いものになりますので、その点はじゅうぶん注意してください。

引用・参照したHPはかならず明記してください。URLとあわせてHPタイトルと製作者名を記してください。
レポート以外で利用する場合は、版権などに抵触する場合があるので、くれぐれも注意すること。

インターネット情報は大きく分けて二つの種類があると思います。

1つは、分析の元となるデータ
2つめは、その分析の結果である考察

1の原データは、それが1次資料に限りなく近いものであれば、紙媒体による情報(いわゆる報告書など)に劣らない内容をもっているはずです。もちろん間違いもあるでしょうが、それは紙媒体による情報体にもあるもので、逆に紙媒体であってものいわゆる孫引きをしたものは、その信頼性について制限がかかりますから、そのデータが信頼に足るものであれるならば、その公開の方法がなんであれ区別はできないと思います。
したがって問題となるのは、その公開されたデータをだれがどのように保証しているかです。
その点、紙媒体の場合は、「文責」という形でそれが明示される場合が多いので、仮に間違いがあってもそこで修正が可能となります。現在のインターネット情報のなかの原データについては、そのルールがまだ整っていないため、使う側でそれをしっかり見極める必要が求められることになると思います。
まあ、そうは言っても、同様なことは紙媒体の情報体であっても言えることなので、要は、現データを扱うときは、なんであれ自己責任において、慎重に対処するということになるのでしょう。
これからの時代は、この自己責任ということがますます重要になってきます。
インターネット情報の活用は、そのいい練習になると思います。

2の分析結果ですが、これはその作成者のオリジナル作品となるので、公開形式がなんであれ、紙媒体であってもなくても、フィルム媒体であっても、デジタル媒体であっても、同じ扱いになると思います。
ここでも重要なのは、その作品を引用した人の自己責任による意志になると思います。
レポートを作成するにあたって、これは引用するに値すると考えたら、それは引用したらいいと思います。
ただし、この場合も、その内容がすでにそれ以前の研究の中でほかの誰かが言っていることかどうかは、ちゃんと調べておかないと、信頼性の足るレポートにはなりません。
ということは、やっぱりインターネットだけでは、まだ十分なレポートを書くことはできないということにもなりますね。
やはりインターネット情報より紙媒体の情報の蓄積の方が勝ってますから。とはいえ、インターネット情報はいずれそう遠くない日に紙媒体の情報を超えるでしょう。
ですからその日のために、インターネット情報の活用になじんでおくことはけっして無駄なことではなく、むしろ重要なことだと考えます。

なお、参考までにわたしの活用法は、(おそらく多くの人と同じでしょうが)、まずは手がかりをつかむためにキーワードから検索エンジンを駆使し、その後、ヒットしたものについて、紙媒体で裏をとる、といったことをおこなっています。

この件については、今後もインターネット環境の変化によって変わっていく可能性があります。注意しておいてください。
質問・意見をお待ちしています。

20020914