調査の段取り
調査はこの館の中心と思われる最大平坦面でおこないます。
調査に際しては、各自底の厚い靴を履いて、ズボンとできれば長袖のシャツ、あれば帽子を着用してください。キャンパスの中とはいえ、油断はけがの元です。常に足下に注意して、ころんでけがをしないように、また道具を使うときは、ほかの人や自分に当てないように、注意しなければいけません。
去年の試掘で遺構の調査は地山面でおこなうことがわかっていますので、調査のおおまかな手順は次のとおりとします。
1、調査区の設定−発掘する場所を決めて、トランシットで長方形をつくり、杭を打って、ひもで囲みます。
2、表土および包含層掘削−スコップや鋤簾(じょれん)を使って地山までの土を取り除きます。このとき、土の中の遺物にも注意します。
3、遺構面の精査−表土を除去した面をテガリで削って遺構の有無を調べます。
4、遺構掘り−テガリやテスコを使って遺構を掘ります。このとき遺物を発見したら取り上げずに残しておきます。
5、写真撮影−掘りあがった遺構と遺物をきれいに掃除して写真に撮ります。
6、測量−掘りあがった遺構と遺物を図面に記録します。レベルとトランシットと平板などを利用してトレンチの位置も記録します。
7、埋め戻し−調査区を元のように埋め戻します。