発掘調査とは、昔の人が生活をするために、地面になんらかの加工を施した、その痕跡をみつけだして、記録することです。この地面に残された加工の跡というのが、柱穴だったり、井戸跡だったり、礎石や古墳だったりするわけです。それではその跡はどのようにしてみつかるかというと、一番簡単なのが土の色の違いです。普通井戸でも柱穴でも不要になったら埋められます。ところがこの時、周りと違った土で埋められることが多いのです。だから、表土をはがしてきれいな土がでてきたら、その面を平らに削ると、元からある人の手の加わって地面はきれいなままで、そうでない、一度掘られた跡は、周りと違う土が入っているので、色や土の様子が違ってみえるのです。発掘の最初の重要な仕事は、このきれいな面を出すことと、その面で、土の違いを探すことになります。このときたくさん使う道具が手がりです。
発掘調査の手順1